小口配送とは
小口配送とは、ひとつの配送先に対して少量ずつの貨物を配送していく輸送形式をいう。
1消費者に対して1個の貨物を配送する宅配便や、コンビニエンスストアなどの小売店に対して行う小分け配送なども小口配送に含まれる。
これに対して大口配送とは、トラック一台に大量の貨物を積み込み、ひとつの配送先に届ける輸送形式をいう。
従来は一定量の貨物を揃えて一括で配送するのが一般的であったが、近年の消費者ニーズの多様化・在庫商品の廃棄リスク回避・管理コスト削減のために、大口配送は減少しつつあり、逆に小口配送を採用する企業が増加してきている。
小口配送のメリット
メリットは、消費者ニーズの多様化・在庫商品の廃棄リスク回避・管理コスト削減できる。例えばコンビニエンスストアなどの小売業界では、多くの種類の商品を販売しなければならず、一種類あたりの量を増やしてしまうと広い保管スペースを要する。
また、陳列スペースにも限りがあるため在庫の鮮度がどんどん落ちていってしまう。
在庫管理が難しくなるだけでなく、売れなければ廃棄にかかるコストまで増大しがちなため、小口配送は色々な点で見ても、メリットが多く挙げられる。
小口配送のデメリット
デメリットとしては、輸送効率が悪く配送料や人件費がかさむ小口配送は物流コストが上がってしまう。
結果、商品の価格上昇を引き起こし全体の売上低下にも繋がる場合がある。
また、小口で配送するゆえ配送回数が増えることでCO2の排出量増加=環境汚染に繋がってしまう。
一つの配送先に対して複数の配送業者が重なることで、店舗前でのトラックのかちあい=アイドリング増加も環境汚染へ繋がってしまう。
状況ごとにメリット・デメリットをよく理解し、それぞれに合った輸送形式を選択することが重要となる。
〇株式会社低温の小口配送では
複数の企業で貨物の積み合わせを行うことで、個別に運送会社を使用し配送するよりもローコストで、輸送サービスの向上が図れるだけでなく、環境への影響も軽減できます。
環境にやさしい“エコ”配送を実現するとともに、多頻度少量の小口配送における物流コストのお悩みを解決いたします。
食品を扱う会社なら、鮮度の落ちた商品は不良在庫でしかありません。衣類や雑貨など、トレンドが売上に直結する業界も同様です。
多頻度小口配送を利用すれば、このようなリスクを軽減させられます。
在庫リスクを減らすことは、企業利益の向上には不可欠です。
輸送の頻度が高くなると、その分だけ配送料や人件費がかかるため、全体の物流コストも増大します。
物流コストの増加は、価格の上昇も引き起こしますので、結果的に全体の売上に影響する可能性があるでしょう。
多頻度小口配送は、必要な商品を必要な分だけ顧客に届けられる新しい配送スタイルです。
~冷凍・冷蔵の物流専門会社~
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