物流用語辞典
ハンディターミナル

ハンディアソートシステムとは

ハンディアソートシステム(HAS)とは、製品・部材など仕分けしようとしているものに貼られているバーコードをハンディターミナルでスキャンすることで、
データベースとして保有している情報を読み取りピッキング作業を行っていくというものである。
ハンディアソートシステムは、ピッキング作業の最も基本的な方法であり、英語表記ではHandy Assort System(略してHAS=ハス)となる。

ハンディで商品をスキャンしてピッキングを行う

ハンディアソートシステムのメリット

・ペーパーレスにより資材代や人員を削減することでコストカットに繋がる
・初心者でも簡単にミスのリスクも少なく作業が行える
・商品知識が不要のため業務の標準化が実現できる
・ラックなどの仕分け区画整備が不要なため様々なシーンに柔軟な対応が可能

このように、ピッキング作業の基本となっているハンディアソートシステムは繁忙期やイレギュラーなど幅広いシーンに対応可能な方法である一方で、

導入の際にはゾーン設定・作業スペース設定が任意となるためきちんとした事前の運用設定が必要不可欠となる。

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株式会社低温のハンディアソートシステムでは

冷凍食品・冷蔵食品の物流に特化した関西の奈良県を拠点としております株式会社低温では、ハンディアソートシステムを使用したピッキング作業を行っております。
ハンディを使用して、ピッキングを行う事により商品知識が無く、また新しく入社した人でも間違えずにピッキングする事が出来ます。
冷凍食品・冷蔵食品に付いているバーコードをスキャンする事により、集めている商品が間違っていないかの確認を行えます。
違う商品のバーコードをスキャンした場合、ブザー警告音にて違うと知らせてくれますので、誤ってピッキングするリスクも無くなります。

また、入荷作業、出荷作業をハンディで行う事により、データ管理も出来て多品種小ロットの在庫管理も可能です。紙でピッキングする場合、類似品と取り間違えをしたり、数量を不足させてピッキングしても気づかずに梱包してしまい、クレームになるリスクが高まります。

また、商品知識がない人が紙で商品を集めた場合、どの商品が正解か全くわからないという事が発生します。
よくお聞きするケースとして、長年してきたこの人が退職したら、他の人は作業が出来ない、物の置き場が分からない、この人が辞めては困る、などのお客様の声をお聞きする事が御座います。

スマホを使用したハンディターミナル

そういったケースを発生させない為に、ハンディアソートシステムを使用したピッキングを株式会社低温では、導入しております。

ただ、事前のデータ連結などにお時間を頂きますので、ご利用の際は細かくお打合せさせて頂きますので、お気軽にお問合せ頂ければと思います.

~冷凍・冷蔵の物流専門会社~
在庫管理・梱包・配送まで低温にお任せ!


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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。