物流用語辞典
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低温倉庫とは?

 

定温倉庫とは、温度や湿度を一定に保つことができる倉庫のことで、「低温倉庫」ともいう。

一般的には、10℃~20℃の温度で保たれているが、低温の中でも、常温・冷蔵・冷凍の区分で分けられ、これらを総称して3温度帯と呼び、商品の特性に合わせてさらに細かい区分で分けられる。

 

倉庫業法施行規則においては、10度以下に保管される冷蔵倉庫を除いた倉庫を定温倉庫としている。生鮮食品や医薬品など温度変化によって品質が劣化する商品を輸送するコールドチェーン(商品を低温で物流することで鮮度を維持する方法)の保管に欠かすことのできない倉庫である。

 

定温倉庫のメリット

 

・商品の品質を維持できる

温度を一定に保つことで、商品の品質を維持することができるため、生鮮食品や医薬品などの鮮度を保つことができる。

 

・廃棄ロスを削減できる

商品の品質を維持することで、廃棄ロスを削減することができるため、企業のコスト削減や環境負荷の軽減につながる。

 

・作業効率を向上できる

温度変化を気にせず作業を行うことができるため、作業効率を向上させることができる。

 

定温倉庫のデメリット

 

コスト面で常温倉庫と比べると、設備環境や人件費の費用がかさんでしまうことがあげられる。


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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。