トレーサビリティとは
トレーサビリティとは、「その製品がいつ・どこで・だれによって作られたのか」を明確にするために、
生産・加工・流通などの各段階で、原材料の出所や製造元、販売先などの記録を貴重し保管することで、その情報を追跡できるようにすることを指す。
これは「Trace:足跡をたどる」と「Ability:できること)」の合成語である。
近年は、品質向上と安全意識が高まることに比例してその重要度は増す一方であり、自動車や電子部品をはじめ、食品や医薬品など幅広い分野で導入が進んでいる。
特に、社会問題となった2001年BSE(狂牛病)や、食品偽装をきっかけに、さまざまな商品でトレーサビリティの義務付けが進んだ。
トレーサビリティの導入によって、出荷後の製品に問題が生じた場合などに部品や原材料の使用実績にさかのぼって調査して原因を究明することで、同様の問題が発生するリスクを避けることが可能となる。
また、製造現場においては、各工程で集計したデータをもとに、効率的な生産・品質管理が行える。よって最適な製造履歴管理を実現することが可能となる。
トレーサビリティにはさまざまな捉え方があるが、大きく分けて2つに分けることができる。
複数の工程(メーカー間)においての製品の移動を把握する「チェーントレーサビリティ」と、1つの工程内の製品の移動を把握する「内部トレーサビリティ」である。
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