デマンド管理とは
デマンド管理とは、高圧電力契約をしている際に電気メーターに記録されるデマンド(30分間の使用電力量の平均値=kw)を管理することで、電気料金を下げることができるものである。
電気料金とは、基本料金+電力量料金で決まるが、基本料金はデマンドによって変動し(一般家庭を除く)以下のような計算式で求められる。
基本料金単価×契約電力(kw)×(185-力率)%
上記にある契約電力(kw)は、1日の最大デマンドを1ヶ月間計測した中での最大デマンドを元に、1年間の中での最大デマンドが契約電力(kw)となる仕組みである。
この契約電力(kw)は、1年間固定で変わらないため下がることもない。
つまり、1年間の中でたったの30分間だけ多くの電気を使ってしまったがために、1年間の電気料金がずっと高いままで固定されてしまうことがありえるのだ。
これを防ぐために行われるのが、「デマンド管理」なのである。
とはいえ、24時間365日ずっと継続して使用電力量を気にかけるというのは非効率的であるため、そこを効率的に行なうために用いられるのが「デマンドコントローラー」などである。
これらを使用することで、例えば最大デマンド値を超えそうになったタイミングでメールのお知らせが来て何かしらの対処を取るといった流れで対策をとることが可能となる。
電気料金の削減率は業種・規模などによっても異なるが、大きな省エネが可能となるため、継続して行い続けることが大切である。
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